本来、今回の8月金利改定で注目すべきは、『再び預金金利が0へ』という部分です。ゼロ金利解除を受けて預金金利を各行0.1%程度に引き上げたのは先月の事。その前にも先行して貸し出し金利は引き上げていましたが、『ようやく銀行も預金者に還元する流れになったか』と思った方も多いかもしれませんが、結局、8月の金利改定で7月の預金金利における利上げ効果は相殺されました。
この所、いくつかの銀行員さんとお話をする機会があり、今後の金利の展望、住宅ローンの現状についての私の所感等を意見交換しましたが、総じて現場の行員さんは金利に対して楽観的ではありません。つまり、一本調子の上昇を思い描いている人などいないのです。私の持論である『オーバーローン』を中心とした住宅ローンの考え方、商品決定については概ね全ての人が賛同してくれました。長期固定を選択するリスクに同意していただいた方も数名いました。
何が本当の情報なのか、お金について真剣に取り組む時期が日本人に訪れているのだと思います。皆さんも自分の目で見てくださいね。
『金利上昇期は長期固定金利が有利』
なんていうのは単なる一般論、セオリーにです。お金の事で一般論でやってうまくいって、お金の悩みが解決するなら誰もお金の事で苦労はしません。そんな論理が成り立つなら、皆、『こうやったらお金持ちになれるんだって』という噂や一般論を模倣しても億万長者になっています。現実はどうですか?『株が儲かるらしい・・・』という噂、一般論で株式投資を始めた人のどれだけの割合が儲かってますか?
もう一度冷静になりましょうね。
【住宅ローンの最新記事】

